◎
企画財政部長(
漆舘典子) ただいまの
質問にお答えいたします。 今後新紙幣の肖像となる人物の当市との
関わり等を調査し、またその調査に当たりましては、もちろん庁内で検討するということになるかと思いますけれども、その上で
記念事業とか市の企画を実施するということになった場合は、市民の参加もまず含めて検討してまいりたいというふうに現在は考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 2人を
十和田市に結びつけるというふうなものに対しては、やっぱり
かなりのエネルギーが必要だと思うのです。
渋沢栄一さんの場合は、ここに農場があって、ここに
かなりの投資をして、この地域の農家、農民のために一生懸命頑張ったという功績があります。
北里柴三郎さんは、
小山田市長のいわゆる精神がそこにあると思うのです、建学の精神。私、今日大学に行ってちょっともらってきたのですが、そういうふうなものも市民に生かすような形を取れれば、「あっ、やっぱり
十和田市に関係ある人に間違いないんだ」というふうな考えになると思うのです。 私もこれから、9月議会でもまた捉えて、このお二方の新札に関わって、
十和田市がどうしていくべきかというのもまた議論してみたいと思うのです。だから、向こう3か月ありますので、お互いに切磋琢磨して、
十和田市の顔となれるような新札にしていただければいいなと思って、これは要望して終わります。 次は、
IHミートパッカーのことなのですが、いろいろ経緯も聞きました。そして、
十和田市に本社を移すというのも前回からも聞いております。要はそこに農家、農民がやっぱりそれを利用する、あるいは経営に結びつけるというのは、前回も話をしました。1つには、
内部留保資金の話も、何か今日
追加提案が出されておりますが、その辺もちょっと話できますか。できませんか。
○議長(
畑山親弘)
農林商工部長
◎
農林商工部長(
前川原史博)
内部留保金のお話でございますけれども、
最終日に
追加提案ということで、基金のほうを
積立てということでお出ししておりますけれども、毎年出ている
余剰金のほうを、今の
施設の
修繕等かなりかかりますので、それに向けるということで
積立てをしてきた額が今現在8億円ちょっと残っているということでございます。 本来であれば
事務組合でやっているうちに
改修等、令和元年度、令和2年度は
冷蔵庫の
修繕等をやっておりますけれども、それを引き続きやっていくような予定ではあったのですけれども、今回の
事業継承ということになりましたので、その部分は
施設のほうの
修繕等々に向けていきたいと考えております。 ただ、
事務組合そのものが
解散になりますので、そこの部分につきましては
管理者でありました
十和田市のほうで事務を行っていって、
事業計画を出していただいた上で、中身を精査して、2年で終わるものか3年で終わるのか、そこら辺の内容は今から詰めることになりますけれども、
修繕等、更新、機能の拡大等あると思いますけれども、それに向けて使っていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 今日
追加提案されたので、私の
質問の予定が変わってきたのです、正直な話。だから、そのことを通告の中には含まなかったのですが、
内部留保資金の関係をちょっと聞いて、いわゆる誘致に生かせるのかなという狙いがありましたが、ちょっと変えて、例えば
冷蔵庫とか、そういう設備のいわゆる資金にするという考え方のようですが、私は前回も申しましたが、馬の屠畜場がなくなるために、それを商いとしている人が大変苦労しているのです。だから、金木の小田桐社長にも私が直接電話して、いろいろ対応したら、前の日でも電話くれれば屠殺はしてやりますよと言うけれども、いわゆる輸送のコスト、それから屠畜してから枝にしたり、こっちに持ってくるための冷凍、冷蔵、そういうふうなものが大変なのです、本当は。だから、8億円ちょっとの金を利用して、馬の屠畜をいわゆる活用できないかという、今日はそういう話でも来たのですが、まさにこの提案は全く違うので、その辺は、市長、県と協議してと前の答弁はあるのですけれども、どうなっていますか。
○議長(
畑山親弘) 市長
◎市長(
小山田久)
食肉センターを今度は
IHミートパッカーですが、新設する。この
施設は、輸出、こういったことも当然想定しながら、大変高度な衛生管理の下でやっていかなければならない。したがって、今までのように馬の屠殺処理はできないということになっております。仮にやるとすれば馬だけを単独に別途造らなければならない、そのように国のほうからも指導を受けております。 そこで、
IHミートパッカーでは、まず牛と豚、従来どおりにそれは継続してやりましょうと。ただし、馬については、単独で建物を造ったとしても、当然採算性に合わないということで、馬は断念せざるを得ませんでした。その旨、県のほうにも報告はしてございますが、そこで五戸町のほうからも確かに要望はありました。その要望はあったのですが、さきのようなことをお答えして、何とかご理解いただきたいと。 馬については、県内では津軽地方に馬専用の屠畜センターがあります。そこの活用等々も含めて、県が食肉流通の
合理化計画というのですか、そういう計画の策定者が県でございますので、いわゆる自治体をまたがった屠畜の移動だとか、あるいはまた新たに何かを造る場合は、当然県が間に入って調整することになります。したがって、そういった県に対しても調整をこれからもお願いをしていかなければならないなと思っております。 そこで、五戸町のほうからも、仮に、この前新聞に出ておりました、新たに建築することも想定しているそうで、そのときには
十和田市にもぜひ応援を頼む、一緒に県に行ってくれということだと思うのですが、そういうお話があるということで、もちろんそれは了解しております。 以上、現在こういう状況でございます。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 今まであるのがなくなることに対しての抵抗というのは、これは大きいです。だから、やっぱり8億円の
内部留保資金の大型動物のためのいわゆる
施設の
整備があれば、馬に使えないのかなというのが大きい私の思いなのです。その辺は、市長の
IHミートパッカーとの打合せの段階で、馬はどうしても断念せざるを得ないというのは何回も聞いてはいますけれども、聞いてはいるけれども、馬を商いとしている人は、やっぱり
十和田市にあったほうがいいというのが思いなのです。それをもっと考えていただければありがたいなと思っております。 そのほかに、先ほど市長が答弁しました。私も想定すれば60億円ぐらい設備にかかるような気がするのです。50億円から60億円、
IHミートパッカーのほうで、ここの
十和田市に進出すると。そういうふうになったときに、
十和田市の税制の優遇、最高5億円、あるいは3年のいわゆる
固定資産税免除とか、いろいろあります。そういうふうになったら県の10億円も可能なのでしょうか。
○議長(
畑山親弘)
農林商工部長
◎
農林商工部長(
前川原史博) お答えいたします。 市のほうの
誘致企業資金等につきましてももちろん打合せしております。また、併せて
IHミートパッカーと市のほうと県のほうにも出向きまして、どこまで対応できるのか等々の打合せは何度か重ねております。その中で、今からまた、
事業費等の精査がまだできていないということですので、額等はっきりしてはおりませんけれども、対象になる部分、ならない部分、あるかと思いますけれども、いずれにしろ補助金の
事業の中には当てはめられるということは、お話は聞いております。額的なものについては今からということになります。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) それもひっくるめて、やっぱり誘致の関係に大変な力を発揮してくれるのが自治体だと思うので、特段頑張っていただきたいという要望をして、これは終わります。 ただ、農地の関係、農業
委員会の会長。農地取得していると思うのですが、その辺の基盤
整備とかの兼ね合いから見て問題ありませんか。
○議長(
畑山親弘)
農業委員会会長職務代理者
◎
農業委員会会長職務代理者(箕輪展忠) ただいまの
質問についてお答えいたします。 農業
委員会に対しては、現状具体的な手続の話は来ておりませんが、今後農地転用許可申請書が提出された際には、許可基準に基づき、審査や総会における審議、また県知事への申請書送付など、農地法に基づき所定の手続を進めてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 今農業
委員会から答弁いただきました。それは事務的にはそうだと思いますが、基盤
整備して、いろいろ用水、水路の関係もありますので、その辺が問題ないように誘致が来られるように切望して、これは終わります。 次、焼山の件なのですが、答弁をしていただきました。いただきましたが、具体的にコンサルタントでも開いて今日に至っているわけなので、またいろいろな人の手をかけて発表したいという声なのですが、そうではなくてもう大分前からいろいろなことをやってきているのですが、こうだという示しは、その会議をしなければまだできないということですか。
○議長(
畑山親弘)
農林商工部長
◎
農林商工部長(
前川原史博) 今現在庁内のほうでの検討
委員会等を進める手はずを進めております。そういうふうなのである程度まとまった時点で、議会のほうへのご報告並びにまた地元のほうへ持ち帰ってご意見を伺う場等々をつくって進めてまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) コンサルタント、たしか終わってはいると思うのですが、その辺を私たちに知らせるというのはできないですか。最後に本設計とか、そういうふうなもののとき以外は。
○議長(
畑山親弘)
農林商工部長
◎
農林商工部長(
前川原史博) お答えいたします。 コンサルのほうではいろいろ調べてもらいまして、日本全国と言えばなんですけれども、類似
施設のほうを、どういうふうなものがあるかというふうなものをいろいろご意見を頂いております。ただ、それがそのままこちらのほうに合うか合わないかとなれば、一応ある程度庁内のほうでもんでからと思っておりましたので、そこの部分がある程度固まった時点でお示ししたいと考えております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) そうすると、まだ時間もかかるということだと思うのですが、早めにやっぱり地域の人にお知らせするような説明が望ましいかと思います。 それで、私が過去にも、今壇上でも言いましたが、やっぱりハウスなるものを、今はやりと言えばなんですが、効率のいいような造りをしていただければこれ幸いだなと思います。これは要望にしておきますけれども。 あとは、猿倉からの
温泉ですよね。今答弁ありましたように、数年かけて、現実が見えてきたような気がします。先ほどの答弁の中で、ボーリングしたほうのお湯はまだ使用するに至らないと。そして、
猿倉温泉からの
引き湯のほうに最初に力を入れるというふうに聞いたのですが、それは間違いないことですか。
○議長(
畑山親弘)
農林商工部長
◎
農林商工部長(
前川原史博) お答えいたします。 第二
温泉郷のほうも、前にいろいろ試験等はしておりますけれども、取りあえずは今近々の問題であります猿倉から引っ張っているほうの源泉なり
引湯管のほうを、
事業を進めてまた何年かかかりますし、
事業費もかかるものですから、そちらのほうをまず優先してやりたいと。それに併せまして、第二
温泉郷のほうはどういうふうなものに使えるかという
可能性の部分については、検討しながら進めていきたいとは考えております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 猿倉の源泉も調べたり、全部16キロメートルにわたって調べたと思うのですが、
引き湯するときになったら、どれくらい総額がかかると想定していますか。
○議長(
畑山親弘)
農林商工部長
◎
農林商工部長(
前川原史博) はっきりした額はまだ申し上げるほどの精度のある額は出ておりませんけれども、コンサルから聞いたお話ですけれども、パイプ1メートル10万円ぐらいかかるという話は聞いておりますので、そこだけでも
かなりの額。あとは、源泉のほうをどうするかという部分も出てきますので、
かなりの額はかかってくるかと思います。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 1メートル10万円で16キロメートルだと大分の金額だよね。市単独ではなかなか難しいので、副市長、どういうふうな
事業を割り当ててこれに着手しようとして考えていますか。
○議長(
畑山親弘)
企画財政部長
◎
企画財政部長(
漆舘典子) ただいまのご
質問にお答えいたします。
事業の財源ということかと思います。活用できる財源等につきましてはこれから調査することになりますけれども、活用できる起債ですとか補助とかがございましたら、それらを活用して実施してまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) その答弁なら一辺倒な答弁だから、そうではなくて、やっぱりもう2年も3年もかけて、源泉のところから、あるいは測量したりいろいろやっていると思うのです。総額大体これくらいかかると思ったら、何を利用してここまで
引き湯するという考えがなかったら、またこれから先延ばしということになるのではないのか。大体の考え方も何もないですか。 なければいいです。早めに私たちに提示できるように、先ほど第二
温泉郷のほうではなくて
猿倉温泉からの
引き湯のほうを急がせたいという答弁ですので、それを答弁としてもらって、いろいろ支障のないように頑張っていただければなと思います。 次は、最後に土木行政なのですが、先ほど答弁いただきました。今まで何年もかかって、まだ進んでいないわけなので、その辺を急いでやれれば幸いだなと思います。前は十鉄の線路があって、様々に弊害があって進まないで来た経緯もある。今はなくなって、右折も左折も十分確保できる道路幅なのです。だから、それをやっぱり十分考えて、地域の人の協力を得て、歩道の
整備、車道の
整備を早めにしていただきたいと、ここは要望しておきます。 次は、ペリカンのところのあれは
都市計画道路なのですよね。あのままコンクリートを、橋に代わるようなものを埋めたままにして今に至っているということは、私はやっぱりおかしいと思うのです。当時の
都市計画道路はどういう状況ですか。
○議長(
畑山親弘)
建設部長
◎
建設部長(
杉沢健一) 当時の
都市計画道路の状況というご
質問にお答えいたします。 ボックスカルバートを設置した当時の状況ということでお答えさせていただきますと、
都市計画道路の状況は、今と当時とは何も変わっていない状況でございます。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) ボックスカルバートを入れる前はどうですか。
○議長(
畑山親弘)
建設部長
◎
建設部長(
杉沢健一) ただいまのご
質問にお答えいたします。 ボックスカルバートを入れる前の
都市計画道路の状況ということでございますが、大学通り線から南のほうは、都市計画街路
事業で
整備してございます。ですが、大学通りから北側の
稲生川のところまでは、既存の市道、現道のままでの状況でございました。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 私たちが過去に聞いた、見た都市計画の道路には、あれは、当時は電車も走っていたから、橋が架かって、北平のほうまで抜けるような計画だったのですが、それはもうなくなりましたか、ボックスカルバートが入った段階で。
○議長(
畑山親弘)
建設部長
◎
建設部長(
杉沢健一) ただいまのご
質問にお答えいたします。 ボックスカルバートは入っておりますが、都市計画街路の計画決定はそのまま、県道をまたぐ高架の計画でそのまま残っております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) そのまま計画が残っているとすれば、あそこはボックスカルバートを入れれば7路線なのです。信号機、交通渋滞の緩和を考えればなかなか難しい道路になるのです。やっぱり橋を架けて
稲生川を越えたほうがいいのではないですか。どうですか。
○議長(
畑山親弘)
建設部長
◎
建設部長(
杉沢健一) ただいまのご
質問にお答えいたします。
都市計画道路事業で高架で
整備するということになりますと、相当な
事業費がかかることから、その点につきましては、財政的な問題もございますので、庁内のほうで十分検討してから対応のほうは考えたいと思います。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) もちろん庁内で検討しなければいけないだろうし、市長の決断も必要だと思うのですが、やっぱり
稲生川を高架で越えるのが一番ベターなのかなと思ってもいます。それはもちろん金額もかかるのだろうが、でも7路線というのかな、それを緩和するにはそれしかないのかなと思ったり、今免許の更新とか、そういうのに行けば、ロータリーの道路が話題になって、ロータリーはどこだかにあって、そこをこういう回り方をしてどうのこうのという話がありますが、ここの7路線はロータリーが一番いいのではないですか。どうでしょうか。
○議長(
畑山親弘)
建設部長
◎
建設部長(
杉沢健一) ただいまのご
質問にお答えいたします。 以前にも議会でロータリーを設置したらどうかという
質問がたしかあったと思うのですが、ロータリーを設置する要件というのもございますし、当然県道の
管理者であります青森県とか、あと地域住民等とも協議、それから合意形成も必要となってくることから、ロータリーの設置はなかなか厳しいものと思っております。 以上です。
○議長(
畑山親弘)
戸来議員
◆21番(
戸来伝) 部長、高架線もなかなか金がかかる、ロータリーも難しいと。ボックスカルバートを入れてそのままにしておくというのは、これはやっぱりおかしいと思うのです。いずれにしても、早い機会に対応しなければ、ボックスカルバートを入れるにしても、
稲生川土地改良区とか、いわゆる県とか、いろいろ考慮してあそこにやったわけだから、あのままにしておくこと自体が私はおかしいと思う。 それと、時間も来ますから、1つ要望しておきます。
十和田工業高校のところの丁字路、今
道路整備したら、何かあそこに橋を架けて向かいに抜けるほうも一番いいような気もしてきたのです。それもちょっと考えて土木行政に生かしていただきたいというのを要望して、終わります。
○議長(
畑山親弘) 以上で
戸来伝議員の
質問を終わります。
△休会の件
○議長(
畑山親弘) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りします。明24日は、議事整理のため休会したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
畑山親弘) ご異議なしと認めます。 よって、24日は休会することに決定しました。
△散会
○議長(
畑山親弘) 来る25日は午前10時から本会議を開き、各議案の審議を行います。 本日はこれにて散会します。 大変ご苦労さまでした。 午前10時54分 散会...